豊かな自然と美しい街並みが印象的な国ドイツ。
「森の国」と呼ばれるほど自然豊かで古い歴史と伝統、また素晴らしい音楽や芸術を誇る魅力たっぷりな国ですが、あまりにも魅力的な場所がいっぱいで目移りしてしまいそう・・・。
そんな方にオススメなのが、ドイツ南部の都市ミュンヘン!
治安も良く、また歴史と伝統を感じさせる街並み、自然豊かな都市公園など魅力もいっぱいで、日本からのアクセスも抜群で、初めてのドイツ旅行にピッタリ!
そんな素敵な街、ミュンヘンで絶対に外せないオススメの見どころをご紹介しましょう!
ドイツ旅行初心者に優しい街ミュンヘン!その理由は?
今もなお中世の雰囲気を色濃く残している、ドイツ南部バイエルン州の州都ミュンヘン。
ヨーロッパのなかでは比較的治安がよいとされているドイツですが、特に治安面においての不安が少ない街と言われており、ドイツ一人旅デビューにぴったりな街です!
また、歴史ある街並みが残る一方、緑豊かな公園などが点在する街ミュンヘンは、四季を通じて楽しめる場所がいっぱい!
観光を楽しむだけでなく、ゆったり街の雰囲気を感じつつ、自然に触れながら散策を楽しむにはもってこいの場所です。
さらに、日本からのアクセスの良さも大きな魅力のひとつ!
羽田空港から直行便が出ており、とても便利なので、初めてドイツに旅行する人にとっては絶好の観光スポットと言えます。
ミュンヘン旅行で絶対に外せない6つのおススメスポット!
マリエン広場からカールス広場へ続く歩行者天国
観光の中心地として、数多くの旅行者が訪れるのがマリエン広場です。
地下鉄の出口を上がると目に飛び込んでくるのが、ネオゴシックの重厚な新市庁舎。
可愛い人形がくるくるとまわる仕掛け時計が有名です。
また、エレベーターで塔の上にあがることもでき、ミュンヘンの街並みを一望できます。
クリスマスシーズンは煌びやかなクリスマスマーケットも開催されます。
マリエン広場からカールス広場までは地下鉄でひと駅の距離ですが、歩行者天国になっているのでぜひ歩いて行くことをおすすめします。
通りの両脇はさまざまなお店が軒を連ねていますので、ショッピングを楽しむこともできます。
玉ねぎのような形をしたフォルムが特徴的なフラウエン教会やルードヴィヒ2世の棺が納められている聖ミヒャエル教会など見学できる場所もたくさんあります。
イギリス庭園とオストパークでホッとひと息
散歩が好きなドイツ人にとって、緑豊かな公園はなくてはならない場所のひとつです。
そのためミュンヘンにも多くの公園がありますが、今回おすすめしたいのが、イギリス庭園とオストパークです。
市内中心部にある広大なイギリス庭園では、川や湖のほとりでくつろぎながら優雅な時を過ごすことができます。
またギリシャを彷彿とさせる円形の神殿、中国の塔、日本式茶室などの名所もあるので、ゆっくりと散策してみるのもいいかもしれません。
オストパークは、市内東部に位置する公園です。
地下鉄の駅から歩いてすぐのところに、こんなに広い公園があるのかと驚いてしまうほど、自然豊かなスポットです。
いずれの公園も、夏場はビアガーデンがオープンします。
名物の焼きサバをはじめ、ソーセージやフライドポテトなどの軽食やケーキなどもあるので、青空の下でビール片手にランチを楽しむことができます。
ビアガーデンはたいてい大きなテーブルとベンチ椅子ですので、相席は当たり前。陽気なバイエルン人と盛り上がることもあるかもしれません。
素晴らしい芸術と触れ合えるピナコテーク(美術館)めぐり!
ミュンヘンは芸術面においてもとても魅力的な街で、数多くのピナコテーク(美術館)があります。
すべての美術館をめぐっていたら何日もかかってしまいますので、とりあえずアルテ・ピナコテーク(旧絵画館)、ノイエ・ピナコテーク(新絵画館)だけはおさえておきましょう。
これらは市内中心部のエリアに存在し、それぞれ時代別の絵画が展示されています。
アルテ・ピナコテークにはルーベンスのコレクションなど14~18世紀の作品が、ノイエ・ピナコテークにはゴッホのひまわりなど主に19世紀の作品が数多く展示されています。
いずれの美術館も世界的に有名な絵画もたくさん展示されており、見ごたえのある作品ばかり!
嬉しいことに、日曜に訪れる場合は大人1ユーロでひとつの美術館に入館できます。
美術館内にはカフェもあるので、歩き疲れたら美味しいコーヒーを飲みながらホッとひと息つくこともできます。
バイエルン国立歌劇場で本場のオペラやバレエ鑑賞を!
最初にご紹介したマリエン広場からほど近くに、バイエルン国立歌劇場があります。
こちらではコンサート、バレエ、オペラなどの様々な演目を観ることができます。
音楽の本場ドイツでは、日本よりも低価格で舞台を楽しむことができるので、ぜひ一度体験してみることをお勧めします!
国立歌劇場は、外観もさることながら内装も中世ヨーロッパの雰囲気を残しているため、タイムスリップしたような錯覚に陥るほど素敵な空間になっています。
少しお洒落に正装して、本場の劇場の雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか?
演目スケジュールやチケット購入方法などの詳細は、国立歌劇場のホームページなどに書かれています。
国立歌劇場の公式ホームページは、最初のご挨拶ページのみ日本語で、後は英語とドイツ語のご案内になります。
でもチケットに関しては、最近ではネットを通じて日本の代理店で購入することも可能なので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
多少手数料はかかるかもしれませんが、安心して申し込むことができますね。
おとぎ話のような美しいニンフェンブルク宮殿にうっとり!
ミュンヘン中心部から、トラムもしくは地下鉄でわずか15分ほどのところにあるのが、妖精の城という意味のニンフェンブルグ宮殿です。
その名のとおり、外観も内装も荘厳で美しい宮殿で、17世紀のバイエルン王の夏季を過ごすために造られた宮殿です。
入って最初に驚くのが、左右対称の宮殿と広大な美しい庭園!
庭園の池には白鳥やカモなどがおり、あまり人を怖がらないためかなり近くで写真を撮影することもできます。
宮殿の中に入ると、天井に描かれた美しいフレスコ画と内装の煌びやかさに息をのむことでしょう。
必ず見ておきたいのが、ルードヴィヒ1世が収集した36人の美人画が飾られたギャラリーです。
美しい中世の女性たちの肖像画を鑑賞することができます。
また、広大な敷地内には、この宮殿以外にも小さなお城がいくつかあります。
それぞれ入場料がかかりますが、最初にセットで購入することもできます。
詳細な情報は、こちらのサイトからもチェックできます!
忘れてはいけない世界最大のビール祭り、オクトーバーフェスト!
期間限定イベントになりますが、ミュンヘンといえば見逃せないのがオクトーバーフェスト!
毎年9月半ばから10月あたまにかけて開催される世界最大のビール祭です。
アルコール度数の高いビールを飲んで、歌って、泥酔して?…と女性の一人旅にはちょっと危険かも?と思われるかもしれませんが、ご心配なく!
各ビール会社の仮設テントは、実は午前10~11時頃にはオープンします。
平日の午前中は酔っ払いもいませんし、予約をしなくてもテントに入ることができるのでねらい目です。
テントの外には仮設というには立派すぎる遊園地もあり、子供も楽しめるようになっているので、昼間は子連れ客でにぎわっており、オクトーバーフェストの雰囲気を十分に満喫できます!
また、ここでしか、この時期にしか買えないグッズも売り出されるので是非チェックしてみてくださいね。
もしこの時期にミュンヘンを訪れるのであれば、昼間の明るい時間帯に行くことをぜひおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミュンヘンは春から夏にかけてはカラッとした気候で過ごしやすいので、屋外のイベントが多いのも魅力!
秋~冬はオペラなどのプログラムが充実しており、またクリスマスマーケットも開催されますので、1年を通して行く価値のある街です。
今回ご紹介した場所は、すべて公共交通機関で簡単に行けるアクセスのいい場所ですので、一人旅でも安心して動くことができます。
ミュンヘンはドイツの中でも特に治安のいい街で、不安は少ないと書きましたが、もちろん最低限の危機管理をしていることが前提です。
それを心に留めて、素敵なミュンヘンの旅を楽しんでくださいね!