美しい青空とカラッと澄んだ空気と快適な気候で、夏はまさにヨーロッパ旅行のベストシーズン!
今年の夏こそヨーロッパ旅行デビューしたい!と考えている方も多いのではないでしょうか?
そんなとき、特に女性の場合、悩みの種になるのが服装。
ましてやヨーロッパは広く、たくさんの国があるため、同じ夏でも国が違うとどんな格好をしていったらいいのか悩んでしまいますよね。
北は涼しいドイツや北欧、南は比較的暑いギリシャやイタリア・・・。
さらに女性の場合、現地の人々のお洒落事情も気になるのではないでしょうか?
そこで、ここでは現地に在住経験のある女性の視点から、夏のヨーロッパでの服装、特に街を散策する際の服装について、とっておきのアドバイスをご紹介しましょう!
防犯のため、決して露出しすぎない服装を!
空の青さが本当に眩しいヨーロッパの夏。
湿度が低く、カラッとしているので快適に過ごすことができます。
でも日本の夏より涼しいとは言え、やはり真夏は暑いもの。
そんなとき、つい気が緩んで薄着になりがちですが、防犯面から露出の多い服装はおススメしません。
よく肌の露出をしているから犯罪に巻き込まれるといわれますが、残念ながら確かにそういう面もあります。
現地女性をお手本に、適度なファッションを楽しむ!
海外で観光している日本人女性は防犯のため、比較的おとなしめの格好をしている方も多いです。
でも現地の女性はカラフルなキャミソールにスパッツなど体の線が強調されるような服を当たり前のように着ています。
そんななかで防犯面を気にし過ぎて、また便利だからとデニムにTシャツという普通すぎるスタイルは、とても野暮ったくみえてしまいます。
せっかくおしゃれなヨーロッパの街を散策するのにもったいないですよね?
基本的には過剰な露出をしていなければ、日本の夏と同じような格好でもさほど問題ありません。
日本にいるときは、暑い日に厚手のデニムなど履きませんよね?
たとえば、普通のデニムをコットンのクロップドパンツに、普通のTシャツをキャミソールの重ね着に、またはノースリーブワンピースを着てみるなど、ほんの少し変えることで印象がだいぶ変わります。
もちろん、過剰な露出はしないように気をつけてくださいね!
地域によって温度差もあるため、薄手の上着は必須!
ヨーロッパとひとくちに言っても、地域によって気候はだいぶ異なります。
イタリアのような暑い国では屋内で冷房がかかっていることもありますが、ドイツやスイスなど冷房設備自体が少ない国もあります。
ただ基本的に日本のようにレストラン内が冷房でガンガンに冷えているということはあまりありませんので、体が急に冷えるという心配も少ないでしょう。
ですが、陽が落ちると急に気温が下がる場合があるので、もしも夜まで外出するときは、薄手で大丈夫ですので上着を持っていくことをお勧めします。
もちろん昼間よりも夜の方が治安面で心配になってくるので、防犯の観点からいっても、持っていく方がいいでしょう。
日焼け対策は日傘よりも帽子で!
ヨーロッパの日差しはかなり強く、日なたにいると痛く感じるほどなので、日焼け対策は必須です。
ただ、日本でおなじみの日傘は残念ながらヨーロッパではメジャーではなく、むしろ少し変な目で見られるので控えた方が無難です。
基本的に現地の方々は日焼けすることに抵抗はなく、むしろ日焼けをしたい方々が多いのが日本人女性と違う点。
なので、日焼け止めクリームと帽子、そしてサングラスで日焼け対策をする必要があります。
最近はおしゃれなのに折りたためるタイプの帽子もありますので、そういう便利グッズを利用するのもいいでしょう。
また首回りの日焼けが気になるようでしたら、薄手のスカーフを巻いてもいいかもしれません。
散策にはスニーカーよりもフラットシューズがおススメ!
旅行といえば歩きやすいスニーカー!
確かにヨーロッパの街は昔ながらの石畳が多いため、歩きやすいスニーカーは必須です。
でもスニーカーだけだと味気ないもの。
もう少しおしゃれを楽しみたいなら、あと1足持っていくことをお勧めします!
ただしヒールが細めの靴は、ヒールが石畳の間に挟まって歩きづらいし、傷んでしまうことがあるので、底がフラットな靴を選ぶといいでしょう。
そこでお勧めなのが、バレエシューズです!
コンパクトなので荷物にもならないし、可愛らしいデザインも多いのでファッションを楽しみながら歩きやすさも確保できます。
また、夏場に活躍するサンダルも底がフラットなものなら大丈夫です。
どうしてもヒールがある靴がいい…という人は、なるべくヒール部分が太い靴を探してみましょう。
まとめ
せっかく憧れのヨーロッパ旅行デビューするんだから、お洒落を楽しみたい!
だからと言って露出しすぎて防犯対策がおろそかになっては、本末転倒です。
でも防犯面や利便性を意識するあまり、野暮ったい格好でヨーロッパの街を散策するのは少しもったいない気がします。
あとで写真を見返した時にちょっと後悔してしまうかもしれませんよね。
もちろん、過剰な露出は避け、常識的な時間に外出をするという当たり前の防犯意識を持つのが大前提です!
また、ヨーロッパの女性はあまり日傘を差す習慣がないため、日本では当たり前でも奇異に写ってしまいます。
国や地域によっては気候差が大きいため、薄手の上着も必須。
さらに石畳の道が多いヨーロッパの古都の散策には、ヒール靴よりもフラットシューズがベスト!
大事なポイントは、現地女性のファッションをお手本に適度なお洒落を取り入れることです!