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「恐い、寂しい」とあきらめてしまってはもったいない! 海外女性一人旅のススメ

21世紀。技術の発達のおかげで海外の情報を手に入れやすくなり、海外旅行は決して特別なものではなくなりました。

また価値観の多様化に伴い、旅のニーズや興味も多様化し、旅を自由にデザインできる一人旅に関心を持つ女性が増えてきました。

その一方で、海外一人旅に憧れながらも「一人で寂しくない?」「一人だと危なくない?」という不安から、なかなか「最初の一歩」を踏み出せない女性も多いのではないでしょうか?

そこで、そんな皆様の背中を押すために、一人旅は決して寂しいものではなく、またきちんと準備すれば危険ではないということを知って欲しいのです。

リピーター多数の海外女性一人旅!その魅力に迫る

女性の一人旅

世界規模で展開されている大手オンライン予約サイトExpediaのアンケート調査によると、海外旅行一人旅を経験した女性のうち、なんと88%が「また行きたい」と答えたそうです。

旅の目的は人それぞれですが、それでも一人旅の不安や寂しさを超えてまでまた行きたいと思わせる魅力があるのは確かです!

アンケートの結果と私自身の体験から、一人旅の魅力をお伝えしましょう!

とにかく全てが自由!

一人旅では、どこへ行こうが何を食べようが、どこに泊まろうが環境の許す限り、全て自由自在な旅をデザインできます。

同行者にも気を使う必要はないので、喧嘩の心配もなく、心おきなく自分の興味を追求することができます。

例えば、ビーチが好きなら早朝から海へ行って泳いでもよし、アートに興味があれば一日中、美術館に入り浸ってもよし、疲れたらムリせずホテルでのんびりくつろぐことだってできます。

リフレッシュできる

海外では特に環境も言葉も違うため、普段の生活では味わえない開放感を得られます。

特に雄大な大自然を誇る国では、日常のストレスから解放されてリフレッシュできます。

海外の素晴らしい風景や雄大な自然の中にいると、今の自分の悩みがちっぽけなものに思えてくるかも知れません。

自分自身と客観的に向き合えるチャンス!

ずっと一人っきりの時間を確保できる一人旅は、言い換えるとじっくり考えたり、自分自身を客観的に見つめなおすいい機会。

常に自分の意思で何をするか決めなくてはならないため、とことん自分自身の心に正直になれます。

せわしい日常を離れ、じっくり自分自身について考えるいいチャンスです。

自分自身の成長につながる

一人旅では全て自分自身で対応し、問題を解決しなければならないため、自分自身を大きく成長させるいいチャンスになります。

例えば、言葉も通じない環境で現地の人と交渉することでコミュニケーション力が鍛えられたり、日本のようにインフラが整っていない国では忍耐力や環境への順応力が鍛えられます。

これらの経験は自分への大きな自信になり、日常に戻ったとき必ず大きな力になることでしょう。

これまで当たり前だったものに感謝の気持ちが持てる

身軽な一人旅のためには極力、持ち物を減らす必要があります。

そのため、少しのシンプルなものにも満足するようになります。

また、環境も異なる海外では何かと不便さを感じることも多いため、改めて日本の恵まれた環境や治安の良さなど、これまで「当たり前」だったものにも感謝できるようになるでしょう。

やり方次第でコストパフォーマンスいい旅ができる

同行者や人の目を気にしなくていいので、服装に気を使う必要がありません。

そのため身軽な準備ですみ、現地でコスメや洋服を物色する楽しみもできます。

また、安いバックパッカー宿に泊まったり、自炊したりするなど工夫次第ではお得に旅行することだってできます。

さらに現地に「行きつけの店」ができれば、お店の人にサービスしてもらえるかも!

寂しくない!一人だからこその楽しみ

女性の一人旅

「一人旅は寂しい」という原因から、海外一人旅に二の足を踏んでいる女性も多いことでしょう。

しかし見方を変えれば、一人だからこそのメリットもたくさんあります!

新たな出会いがある!

旅行中は普段の生活では出会えない新鮮な出会いのチャンスがたくさん!

例えば、普段の生活ではあまり会うことのない世代の人やユニークな職業の人など。

また、自分と同じく一人旅をしている旅人と知り合いになれるチャンスでもあります。

特にユースホステルなどは一人旅のバックパッカーも多いため、新しい友達を作りやすいです。

旅人同志だけではなく、旅行中は現地の人とのコミュニケーションを通して友達になるケースも多いです。

一人旅限定ツアーでも参加者全員が一人参加なので、新しい友達ができやすいです。

ただし、基本は団体行動なので、「一人旅」ならではの自由気ままさを味わうことができません。

しかし、ツアーであっても一人旅ではこのように「旅を通じた一期一会の出会い」を楽しめるのも大きな魅力のひとつです。

世界中に友達を作る絶好のチャンス

日本人の旅人同志だけではなく、旅行中は現地の人や他の国からやってきた旅行者とも友達になるチャンスです。

特に欧米人女性のバックパッカーは一般的に一人旅であることが多いため、バックパッカー宿やユースホステルでは友達を作りやすいでしょう。

海外の友達を作るために、話のネタとして小さな折り紙セットを持ち歩くというユニークな体験談もあります。

また海外の友達を通して、その国について深い知識が得られたり、国際社会で生きていくための常識を身につけるチャンスでもあります。

さらにFacebookやLINEやInstagramなどSNSアドレスを交換し合えば、帰国後もコミュニケーションを楽しむことができます。

旅のテーマをとことん追求できる

このようにすぐ友達ができなくても、一人だけでもできる楽しみ方があります。

例えば、アートが好きならお気に入りの美術館に入り浸ったり、音楽が好きならコンサートやミュージカルに行ったり、海が好きならビーチに寝そべっていることもできます。

このように一人旅では自分の興味がそのまま旅のテーマになるため、いかに「一人遊び」を楽しめるかが大きなポイントになります。

自分にぴったりな「一人遊び」を開拓し、とことん追及する楽しみがあります。

家族や恋人、友達に感謝できる

旅行中、一人で寂しいときこそ、普段自分の身近にいてくれる家族や友達、恋人のありがたみを身に染みて実感するでしょう。

待っていてくれる人、帰る場所のある幸せやありがたみに感謝でき、帰国後もますます大切にしようと思えるはずです。

一人っきりの食事でも大丈夫!

また、海外一人旅中は一人で食事を取るのが寂しのではないかと考える人もいるでしょう。

しかし、慣れない国の環境と言語では、食べたいものを選んで注文するだけでちょっとした小さな冒険の繰り返しになるので、寂しさを感じる暇もないかも?!

また体験談では、レストランやファーストフード店、カフェで食事を取る人も多いですが、どの国でもビジネスマンやOLが利用するような店は一人でも入りやすいです。

ただし、お洒落で小奇麗なレストランではドレスコードがあったり、店側が客層を厳しく選ぶため、自分に合わないところへ行くと居心地が悪くなるので要注意です。

またフードコートやデパートの中にあるレストランを利用する人も多いようです。

テイクアウトした食事をホテルに持って帰って部屋で食べる人も多いようですが、天気が良ければ公園や景色のいい場所でちょっとしたピクニック気分を味わったり、人間ウォッチングをしながら食事を楽しむことができます。

女性一人旅は危なくない!気をつけるべき注意点

リスク管理

特に女性の一人旅において、最大の懸念は現地の治安ではないでしょうか。

危ない目にあったらどうしよう、恐い目にあったらどうしよう?犯罪に巻き込まれたらどうしよう?

このような不安に加え、さらに昨今ではテレビでは海外旅行中に被害にあった日本人女性のニュースが流れ、恐怖心から海外一人旅をあきらめてしまう女性も多いことでしょう。

しかし、最低限の準備と用心を怠らなければ、滅多に恐い目に合うことはありません。

ニュースでの恐い情報を鵜呑みにして必要以上に恐がらず、でも最低限のルールを守ることが大切です。

一人旅では事前の情報収集が命

一人旅が恐いのは、何が起きても自分ひとりで対処しなくてはならないということです。

そのため、旅行の準備段階で、現地の治安情報や行ってはいけない危険地帯、その国のタブーなどの情報をできる限り収集することが大事です。

現地についても口コミやホテル、観光案内所などであらかじめ危険な場所をチェックしておきましょう。

また、よくある犯罪の手口にはどんなパターンがあるか、トラブルが起きてしまったときの最低限の対処法も知っておく必要があります。

その他にも万が一のために海外旅行保険に加入したり、旅行日程や滞在先住所を家族や親しい友人に教え、マメに連絡を取り合うことも大切です。

ガイドブックにあるような基本的な防犯対策はマスト!

海外旅行では危ない目に合うのも合わないのも、全て自分次第です。

それだけに自分でできる限りの用心は必要です。

例えば、貴重品の管理や持ち物の管理に気を配ったり、初対面で変に馴れ馴れしい人には警戒を怠らないこと。

夜はむやみに出歩かず、人通りの少ない通りは避けるなど、どのガイドブックにも書いてあるような基本的な防犯対策は最低限、怠らないようにしましょう。

その他にも防犯対策はいろいろありますが、旅行者と思われないようわざと小汚い格好をしたり、カメラをぶら下げてうろつかないなどの工夫も必要です。

英語が話せなくても最低限の準備があれば大丈夫

他にも英語が苦手だからと海外旅行をあきらめる人も多いようですが、旅行では必ずしも流暢な英語を話す必要はありません。

要するにコミュニケーションが取れればいいので最低限、中学英語レベルで大丈夫です。

もし自信がなければ事前に勉強しておく必要があります。

旅行先が英語圏以外の場合には、その国の言葉の挨拶ぐらいは覚えておくといいでしょう。

まとめ

もはや海外旅行は特別なものではなく、また一人旅へのハードルも格段に下がった昨今。

その一方で、治安面に対する不安や寂しさから、海外一人旅をやってみたくてもあきらめてしまう女性も多いのも事実。

しかし、Expediaのアンケート調査の結果が示すように、海外一人旅には不安や寂しさを上回るほどの魅力があるのも確かです。

海外一人旅の最大の魅力はなんと言っても自由気ままな旅ができることですが、反面、全て自分ひとりで対処しなくてはなりません。

TVの恐いニュースを鵜呑みにして必要以上に恐れる必要はありませんが、必要最低限の準備と用心を怠らないことが大切です。

その上で、自分なりの旅のテーマや楽しさを追及していく楽しみがあります。

女性の海外一人旅で大切なのは、適切な準備と「最初の一歩」を踏み出す、ほんの少しの勇気ということを忘れないでください。