機内持ち込み手荷物の重量制限は、いつも海外旅行の頭痛の種。
特に最近人気のLCCはその破格な安さが魅力ですが、反面、重量制限が厳しいのが悩みどころ。追加料金だってバカになりません。
せっかくはりきって荷物を詰め込んだのはいいけど、最初の段階でこんな目に合えば、せっかくの海外旅行も楽しむどころではなくなってしまいます。
機内でも手ぶらなら問題はないのですが、貴重品や身の回りの細々とした物、最低限の必需品、ちょっとした本や携帯ゲーム機、ロストバゲッジに備えた着替え一式を制限重量内に収めるのは至難の業。
しかし、そんな皆様に朗報です!
機内持ち込み手荷物の重量制限を解決してくれる画期的な「最強兵器」が登場しました!
コートなのに大量収納可能!画期的な「最終兵器」エアポート・ジャケットとは?
機内持ち込み荷物の重量制限や追加料金におびえる旅人の皆様に、朗報です!
史上初、最大15kgの荷物を着たままで持ち運びできる画期的なコートが登場しました。
年々、厳しさを増すLCCの機内持ち込み荷物重量制限への挑戦状?!
近年、その圧倒的な安さで人気を集めている格安航空会社LCCですが、機内持ち込み荷物の重量制限が厳しいのが悩みどころ。
特に、2015年2月から機内持ち込み手荷物の重量制限が10kgから7kgに変更されたジェットスターを筆頭にバニラエアやピーチエアで10kg、比較的緩いと言われる春秋航空でも15kgという厳しさ。
これは海外でも同じ傾向にあり、アイルランドの格安航空会社ライアンエアーやイギリスのイージージェットでも同様に厳しい重量制限が設けられ、搭乗者を悩ませています。
特に頻繁に海外出張する多忙なビジネスマンや、おもちゃや着替え、哺乳瓶など細々した荷物が増えがちな乳幼児連れの夫婦にとっては頭痛の種。
そんな旅人達の声を受け、生まれた最終兵器。それがこのエアポート・ジャケットです!
最大15kgという抜群の収納力で、ロストバゲッジも怖くない!
腰までのショート丈と3/4のミドル丈、ロング丈の3段階に調整可能であり、製作を担当するオーストラリアのジュース・プロモーションによると、ロング丈で最大14個の大きなポケットを付けることができ、15kgの荷物を運べるとのこと。
これだけ聞いてもピンと来ないかも知れませんが、最大でノートパソコン2台とiPad、靴下2組、ジーンズ1本、Tシャツ5枚、その他洗面用具やカメラ、上着や靴まで入るというから、驚きの収納力です!
このおかげで搭乗者は荷物チェックインの行列に並ぶ必要はなくなり、1日分の宿泊セットなら収納できるため、ロストバゲッジにおびえることもありません。
また、不要なときは備え付けのダッフルバッグに入れて持ち運ぶこともできるという便利さ。
プロダクトデザイナーのAndrew Benke氏は、このエアポート・ジャケットを使うことで、スムーズな旅を体験できると言っています。
きっかけは小さな子連れ旅行中の夫婦のアイデアから
きっかけは、乳幼児連れで旅行中の夫婦の経験から
このようにコートとしてもバッグとしても大活躍の画期的なエアポート・ジャケットですが、実は旅行中の幼い子供連れ夫婦のアイデアから生まれました。
プロダクトデザイナーのAndrew Benkeと彼のビジネスパートナーかつ妻のClair Murphyは、まだ乳児だったわが子を連れて旅行からの帰り道、オーストラリアのホバート国際空港で荷物重量制限にかかり、航空券代よりも高い追加料金を請求されました。
重量制限をクリアするため、着替えとパソコンの充電器、子供のおむつやおもちゃをポケットいっぱいに詰め込んで、なんとか荷物検査をやりすごした夫婦でしたが、行く先々でポケットから荷物が零れ落ち、大変な思いをしたそうです。
このときの苦い経験が元になり、画期的な大発明エアポート・ジャケットが生まれました。
旅費を節約したい全ての旅行者のための「スタイリッシュな解決法」
年々、厳しくなるLCCや格安航空会社の機内持ち込み荷物の重量制限。
決してバカにならない追加料金の請求を避けるため、旅費を節約したい旅行者は彼ら夫婦のようにポケットに入る限りの衣類や持ち物を詰め込み、重量制限をパスしようと涙ぐましい努力をしています。
デザイナーのBenke氏は、エアポート・ジャケットはそんな旅行者のための「スタイリッシュな解決法」になるだろうと期待しています。
同氏は、「このコートを使うことで、旅費をかなり節約できるだろう」と語っています。
コートとしてバッグとしても大活躍な上、使い方も簡単!しかし警備上の懸念も
多機能で大容量なのに、見た目もお洒落!しかも使い方は至って簡単
このような大容量でバッグとしてもコートとしても大活躍なエアポート・ジャケットですが、使い方は至って簡単です。
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荷物を詰め込む。
コートのポケットにそれぞれ荷物を詰め込みます。
丸めて、備え付けのダッフルバッグに入れます。
このダッフルバッグは機内持ち込み荷物のサイズ規程(55cm×40cm×25cm)を満たすよう作られているため、空港についてからも安心です。
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コートを広げて着る。
チェックインする前と、機内に搭乗する際にコートを広げて着ます。
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搭乗後はコートを脱いでバッグとして収納。
搭乗後コートを脱いだ後、中身ごと丸めて、出発前と同じく備え付けのバッグに収納し、ダッフルバッグ状態にします。
そのまま、座席の下にしまえます。
このように、コートとしてもバッグとしても使えるので、場面ごとに使い分けができて便利です。
丈は三段階で調整自由!使い方はあなた次第!
エアポート・ジャケットの丈は、一番短い腰までのショート丈と中間の3/4丈、ロング丈の3段階に調整可能です。
ショート丈にはポケットが8個、3/4丈には11個、ロング丈には最大14個のポケットがついており、それぞれのポケットパネルはジッパーで取り外し可能です。
持ち運ぶ荷物によって、丈を調整することもできます。
本当にセキュリティチェックは大丈夫?
このように画期的な「最終兵器」エアポート・ジャケットですが、一方で「本当にセキュリティチェックは通れるの?大丈夫?」「すぐに警備の目に留まって、対策されてしまうのでは?」という懸念の声も上がっています。
しかしBenke氏によると、エアポート・ジャケットはチェックイン前とセキュリティチェックの時だけに着ればいいので、全く問題はないとのこと。
同氏によると、空港のセキュリティがチェックするのはあくまでも荷物の中身で、荷物をどのように運んでいるかは重視していないので、大丈夫だそうです。
使い方さえ間違えなければ、これまで実際に使ってきて何の問題もなかったと同氏は語っています。
しかし、これはあくまでも各航空会社の規定の抜け道を狙った商品で、実際に日本のLCCの規定をクリアするかは保証できませんので、悪しからず!
お洒落で丈夫で高機能、XS~4XLとサイズも豊富!気になるお値段と発売日は?
男女ともに春夏・秋冬コレクションにバリエーション豊富なデザイン
エアポート・ジャケットは腰までのショート丈、3/4のミドル丈、ロング丈の3段階の丈を調整することができます。
色はブラックのみのシンプルなデザインですが、お洒落で洗練されており、しかも耐水性の丈夫な生地が使われています。
男女ともにパターンは春夏バージョンと秋冬バージョンあり、特に冬バージョンのコートには暖かくて柔らかいウール生地が使われています。
ポケットは一番短い腰までのショート丈に8個ついていますが、それ以上は追加で3/4丈、ロング丈ごとにジッパーで3つのポケットがついた部分を付け足す形になります。
サイズは男女ともにXSから4XLと豊富に展開されており、デザインも春夏バージョンで男女ともにフォーマルなThe Tailored Travelerとカジュアルなフード付きのThe Hooded Travelerの2パターンがあります。
秋冬バージョンもフォーマルなThe Sleek TravelerとカジュアルなThe New York Travelerの2種類があります。
色はいずれも黒一色のみですが、このようにサイズ、デザインともにバリエーション豊富なのも魅力です。
気になるお値段と発売日は?
さて、こんなに多機能で抜群の収納力を誇り、しかも見た目もお洒落で洗練されている「最終兵器」エアポート・ジャケットですが、気になるお値段はいったいおいくらなのでしょうか?
現在、この商品の発案者、Andrew BenkeとClair Murphy夫婦は、アメリカにあるクリエイターやアーティストを支援する会社、キックスターターに出資を募っています。
気になる方は、同社の公式サイトの右横にあるBack This Project(このプロジェクトを支援する)という緑のボタンを押せば、金額を見ることができます。
出資する金額によって購入できるバリエーションも異なり、一番安い春夏ジャケットでフォーマル・カジュアルともに239豪ドル(日本円で約21,000円)、秋冬ジャケットでフォーマル・カジュアルともに299豪ドル(約26,000円)です。
なお、世界中に発送してくれ、今から注文すると今年の5月には納品できる予定です。
日本のLCCの厳しい重量制限規定でも通用するかどうかは保証できませんが、それでも「試してみたい!」というチャレンジャーな方は、是非申し込んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ファッションショーのようにお洒落なプロモーションビデオと詳しい使い方が見たい方は、この動画をご覧ください。
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まとめ
史上初!バッグとして使える多機能かつ大容量コートの登場!
最大15kgの荷物を運べる上、見た目もスタイリッシュでお洒落だし、折りたためばダッフルバッグとしても使える便利さ。
見た目も黒一色でシンプルながらも、流行に左右されない定番スタイルで、長く愛用できるのではないでしょうか。
しかもサイズ展開もXS~4XLと豊富で、デザインも男女ともに春夏、秋冬タイプにフォーマルとカジュアルの2種類があり、バリエーション豊か。
特に海外出張が多く、多忙なビジネスマンや荷物が多い乳幼児連れの夫婦にとって、まさに画期的でスタイリッシュな解決法と言えるのではないでしょうか。
現在、キックスターター社で出資を募っており、今注文すれば5月には納品予定ですが、
日本のLCCの重量制限規定にクリアするかどうか、保証はできません。
「それでも構わない!むしろ試してみたい」というチャレンジャーは方は、申し込んでみてはいかがでしょうか?