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海外の紅葉の絶景にうっとり!でも日本の紅葉はもっと凄かった?!

 2017/11/26 特集記事  

秋が深まるにつれ、街中の木々にも美しい紅葉が見られるシーズンになってきました。

日本には四季があり、とりわけ秋の紅葉の美しさに世界中の観光客から定評がありますが、実は海外にも美しい紅葉があるのはご存知ですか?

世界中にはまだまだ知られていない紅葉の絶景がたくさんありますが、その中でも日本の紅葉は格別だと言われています。

それはなぜでしょうか?その鍵は、日本の独特の地理的条件にありました。

実は世界でも「紅葉」はとても珍しい現象!

紅葉

日本国内では、すっかり秋の風物詩となった「紅葉」ですが、実は地球上ではとても珍しい現象なのはご存知でしたか?

紅葉が見られるのは地球の北半球の温帯地域、つまり日本を含む中国や韓国などの東アジア諸国、北米大陸の東部、ヨーロッパの一部だけと言われています。

紅葉という現象が起こるのは唯一、落葉樹のみです。

そして、それらの地域には落葉樹が多く生育しています。

落葉樹とは文字通り、ある一定の季節になると越冬準備のため、全ての葉が落葉する木のことです。

その中には広葉樹と針葉樹があり、日本に多いのは広葉樹だと言われています。

そもそも紅葉はなぜ起こる?

紅葉とは、この落葉樹が越冬準備のために葉を落とすのに必要な準備を進める過程で起こる現象です。

つまり、葉を落とすことで木は「冬眠状態」になって厳しい冬の寒さを乗り切ります。紅葉はその準備段階に起こります。

木は、春が来るとまた葉を付けます。

そのためのエネルギーにあてるため、木はこれまでに葉に貯めた養分を樹木の本体に回収し、貯蔵します。

そのため、葉は光合成をいったん停止させなくてはなりません。

光合成とは、葉が太陽光を取り入れてエネルギーを合成するプロセスのことで、葉の中の葉緑体という色素が光合成を行います。

しかし、光合成機能が停止することで葉緑素が減っていき、最後には分解されますが、その段階で有害な物質も生じてしまいます。

そのため木は葉の養分全部を回収する前に、それらの有害物質を抑える必要があります。

そこで分泌される物質がアントシアンという色素で、このため葉が赤く見えると言われています。

日本だけじゃない!世界にもこんなにたくさんの紅葉の絶景が!

海外の紅葉

このように、世界的にも珍しい現象である「紅葉」。

日本だけでなく、世界にもその国ならではの魅力を持った美しい紅葉がたくさんあります。

例えば、日本に近い東アジアでは、エメラルドグリーンの湖に紅葉が映り幻想的な美しさを見せる中国の世界遺産、九寨溝(きゅうさいこう)や韓国の代表的紅葉スポット、雪岳山(ソラクサン)国立公園があります。

北米では、無数のメイプルの木が立ち並ぶカナダのメープル街道。

そして、そこに広がる広大なローレンシャン高原が世界で最も美しい紅葉が見られる絶景スポットのひとつとして有名です。

アメリカでもニューヨークのセントラルパークや、ニューヨーク北部のアディロンダック国立公園でもダイナミックな美しい紅葉を見ることができます。

ヨーロッパでも、ドイツのリヒテンシュタイン城や、古城や歴史的建造物が立ち並ぶフランスのロワール峡谷のように、日本の京都のように自然と古都の美しい調和が見られます。

イギリス南部のグロスタシャーにあるディーンの森も有名な紅葉スポットして人気があります。

ここは、ハリー・ポッターで主人公ハリーが銀色の鹿と出会うシーンに登場し、ファンにとっては馴染み深い場所ではないでしょうか。

また、同じく根強いファンが多いピーター・ラビットの舞台で有名なイギリスの湖水地方も雄大な紅葉の絶景で人気が高いです。

まるで物語の一幕に迷い込んだかのような風景は、ファンにとって一度は訪れてみたい場所のひとつでしょう。

それでも日本の紅葉が格別だと言われる理由は?

日本の紅葉

このように日本だけでなく、世界中にも美しい紅葉スポットはたくさんありますが、中でも日本の紅葉は非常に色彩豊かで美しく、世界中から紅葉を見るツアーがあるほど人気です。

では、日本の紅葉は海外の紅葉と、どう違うのでしょうか?

欧米の紅葉は黄色がメインで、色彩のバリエーションやコントラストが少ないのに対し、日本の紅葉は赤、オレンジ、緑、黄色と色彩豊かでバリエーション豊富です。

その理由は、日本の独特な地理的条件にありました。

紅葉という現象が起こるのは唯一、落葉樹のみですが、中でも日本に多いのが落葉広葉樹です。

落葉広葉樹は元々、寒さに弱い種類の木で、そのため氷河期には北米とヨーロッパではほぼ死滅してしまいました。

しかし、日本列島は黒潮という暖かな海流と内陸部の起伏に富んだ地形のおかげで寒さから守られたため、数多く生き残ることができました。

そのため、日本の落葉広葉樹の種類は世界で最も多く、その数は欧米のほぼ倍以上と言われています。

このように多種多様な広葉樹のおかげで、カラーバリエーション豊富で色彩豊かな紅葉を見ることができるのです。

まとめ

今や日本の秋の代表的な風物詩となっている紅葉ですが、実は地球上でも非常に珍しい現象だったんですね!

世界中にはその国ならではの美しい紅葉の絶景がたくさんありますが、それでもなお世界中の多くの人々を魅了してやまない日本の紅葉。

その鍵を握るのが、まさに日本の温暖な気候と独特な地理的条件だったわけです。

世界で最も多くの落葉樹の種類があり、多種多様な木々が織り成す赤、緑、黄色の色とりどりの自然のハーモニーを見ていると、日本人として嬉しいような、誇らしい気分になってきます。

また、秋は日本だけでなく、海外でも紅葉が見ごろ!

世界中の素晴らしい紅葉が見れる上、ピークシーズンを過ぎて旅費が少し安くなる秋は、実は海外旅行にうってつけのシーズンかも知れませんね。

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