夏はドイツのお祭りシーズン!旅行だけじゃ物足りないあなたにぴったりな4大イベント!
短い春と梅雨が終わり、日本もすっかり夏ですね!
日本含め、比較的温暖で暖かい東アジアの国々では夏はうだるほどの暑さと湿気で大変ですが、冬が長く厳しい寒さの中で過ごすヨーロッパ北部の人々にとっては待ちに待った季節!
特に冬が長いドイツの人々にとっては、目に鮮やかな青空が広がり、太陽が眩しい夏はとても大事な季節です。
誰もが短い夏をめいっぱい楽しんでいる様子を見ることができるでしょう。
そんなときは観光だけで終わらせるのは、もったいない!
現地の人の生活を活き活きと体験できる「お祭り」に参加してはいかがでしょうか?
そんなベストシーズンならではのお祭りやイベントがドイツ各地でおこなわれていますので、ツアーや観光だけでは見られない「ドイツの顔」を垣間見ることができます!
大都会フランクフルトで博物館河岸祭りを!
国際的なハブ空港もある大都会、フランクフルト!
ほかの国や街への経由地として通過ポイントとして訪れる人も多いと思いますが、夏祭りも開催されるのでぜひ街まで出かけてみてください。
おすすめなのが、毎年8月末の金・土・日曜におこなわれるフランクフルト最大の祭りの博物館河岸祭り(Museumsuferfest)です。
市内を流れるマイン川沿いにソーセージなどの屋台が出るのでいろいろな食べ物を楽しめます。
またあちこちに設営されているステージでライブなどを観ることもでき、盛り上がること間違いなしです。
この祭りの名前が示すように、フランクフルトにはたくさんの博物館があります。
7ユーロ(2017年現在)で購入できるバッチを身につけることで、この3日間はほとんどの博物館に入場することができるのでかなりお得です。
しかもこの期間は夜中の1時(最終日は0時)まで空いているため、普段と異なる夜の博物館の雰囲気を楽しむことができます。
最終日には盛大な打ち上げ花火があがり、祭りを締めくくります。
ちなみに今年は8月24日~26日に開催されるようです。
ご興味がおありの方は、こちらに英語ですが詳細な情報がありますのでどうぞ!
もしこの時期にドイツ、フランクフルトを訪れる機会があれば、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
オクトーバーフェストだけじゃない!ミュンヘンのビアガーデンに行こう!
ドイツといえばビールですよね?
秋に開催されるオクトーバーフェストで有名なミュンヘンですが、夏はビアガーデンでビールを楽しむことができます。
ここでいうビアガーデンとは、セルフサービスでビールや食べ物を購入し、屋外に設置されている長椅子・長テーブルで自由に楽しむ場所を指します。
1リットルジョッキのビールにプレッツェル、そしてソーセージや焼きジャガイモなどドイツの名物を購入して、いざ青空の下へ!
長テーブルなので、相席は当たり前です。
1人で行っても、陽気なバイエルン人たちが話しかけてきてくれるので寂しくありません!
焼きサバも名物のひとつなので、醤油を持参してみるのも手です。
ビアガーデンは基本持ち込み自由なのでとがめられることはありませんのでご心配なく。
ミュンヘン市内に数カ所あるビアガーデンの中でおすすめなのが、オストパーク内にあるビアガーデン、英国庭園内にあるビアガーデン、そして動物が平気であれば敷地内にシカがいるヒルシュガルデン内のビアガーデンです。
いずれも自然の中でゆったりと食事を楽しむことができるので、本当にお勧めです。
これらのビアガーデンは夏季限定、しかもドイツ国内でもこの地方にしかないものなので、夏にミュンヘンを訪れる機会がある場合はぜひ体験してみてくださいね!
ワイン好きに朗報!各地でおこなわれるワイン祭り
ドイツはビールだけではなくワインの生産地でもあります。
毎年春から秋にかけて各地でワイン祭りが開催されます。
グラス単位でさまざまなワインを試飲感覚で楽しむことができるのでワイン好きにはたまりません!
代表的なのが、リューデスハイムワイン祭りです。
フランクフルトから鉄道で約1時間半の街リューデスハイムは、もともとワインで有名な可愛らしい街です。
酒場やお土産が並ぶつぐみ横丁は普段からワインを飲んだり購入したりできます。
毎年8月におこなわれるリューデスハイムのワイン祭りには10を超えるワイナリーが出店しており、賑わいをみせています。
提供されるのは夏にぴったりなキリっと爽やかなリースリングや力強い味わいのシュペートブルグンダー。
夜にはダンスショーなどがはじまり、盛り上がりをみせます。
ほかにも、ローテンブルグやシュツットガルドなどさまざまな都市で開催されているのでホームページなどで日程を確認してみるといいでしょう。
ちなみに今年の7月以降のドイツのワインフェスティバルのスケジュールは、こちらでも確認できます!
サッカーファンなら必見!ブンデスリーガの試合観戦のススメ!
ちょうど今、折しもロシアで開催中のワールドカップが世界中で注目を浴びていますが、ドイツもサッカー王国として有名!
毎年8月半ば~下旬からドイツサッカーリーグ、ブンデスリーガのシーズンがスタートします。
サッカーに興味のある方は、ぜひ本場ブンデスリーガ観戦をしてみてはいかがでしょうか?
1人で観戦なんて心配と思うかもしれませんが、基本的に試合は午後から夕方に開始されることが多く、また夏は日が落ちるのが遅いので、試合終了後にさっさと戻れば明るいうちにホテルに戻ることも可能です。
また、日本人選手が所属しているチームの試合では、日本人が観戦していることも多いので、そういった面でも安心でしょう。
ドイツのスタジアムは基本的にキレイなところが多く、明るい雰囲気なのも嬉しいところ。
入場する際に大きな荷物は預ける必要があり、また手荷物チェックもありますので、できるだけ身軽な格好で行くことをお勧めします。
チケットはブンデスリーガのホームページで購入することができます。
また日本でも代行している会社もありますので確認してみてください。
スタジアムで買えるビールとホットドッグをほおばりながら、サッカー観戦を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみに2018~2019年のブンデスリーガの試合スケジュールはこちらの日本語ページでも確認できるので、興味のある方は是非チェックしてみてくださいね!
まとめ
温暖で湿度の高い日本や東アジアの国々では、夏はうだるような暑さで何かと大変なシーズンですが、冬が長く寒さの厳しいヨーロッパ北部の人々にとっては待ちに待ったベストシーズンの到来です!
特に、日が長くて過ごしやすい夏のドイツはイベントやお祭りがたくさん!
サッカー王国、ビールやワインの名産地、さらに美術館や博物館に事欠かないドイツでは、それらに関連した魅力的なお祭りやイベントも各地で開催されています。
いろいろと参加してみると、現地の人と触れ合えて楽しい時を過ごせるかもしれませんね。
ただの観光ツアーだけでは味わえない「現地の顔」に触れることができるので、もしツアー中や旅行中にお時間があれば足を運んでみるのもおススメです!
ただ日が長いために、気づいたら結構いい時間になっていた!ということもありますので、注意しつつドイツの夏を満喫してくださいね!