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女性の一人旅に欠かせないスリ対策【準備編】旅の前の準備は情報収集と心構えが決めて!

世界には魅力的な国がいっぱい!

中には日本とほぼ変わらないくらい治安のいい国もたくさんあります。

ただし、いくら治安がいいと言っても日本国内と同じ気持ちでいてもいいと言うわけではありません。

気が緩んだ隙を狙って、スリの魔の手がほら、あなたに忍び寄る・・・!

最近では、ヨーロッパの治安のいい国でも外国人観光客、特に裕福なアジア人観光客を狙ったスリや置き引きが増えています。

特に小柄で華奢な一人旅中の日本人女性は、格好の餌食にされがちです。

だからと言って、必要以上に恐がることはありません!

きちんと情報収集し、適切な対策さえしておけばターゲットにされにくくなり、危ない目に合う確率を格段に減らせます。

そのためにはまずよくある犯罪のパターンを知り、最新の現地治安情報をマメにチェックすることが自分の身を守るための第一歩となります。

よくある犯罪パターンを頭に叩き込んでおく!

スリ対策

いくら安全で治安のいい国でも、決して安心できないのがスリや置き引きなどの軽犯罪。

特に最近では、アジアよりもフランスやスペインなどのヨーロッパで悪質なスリがはびこり、外国人観光客を悩ませているようです。

年々、巧妙化するスリに対抗するには、まずは本や雑誌、インターネット等で情報収集とスリの狙いやパターンを知ることが第一歩となります。

スリの手口を知る

まず、スリの手口には、被害が軽い順に以下のようなパターンが考えられます。

1.旅行者の隙をついて、ポケットから財布を抜き取る。

特に男性の場合、国内でも財布をズボンの尻ポケットに入れている方が多いですが、これは海外では言語道断!

スリに「狙ってくれ」と言っているようなものです。

2.一瞬の隙をついて、歩いている旅行者のバッグをひったくる。

観光地や繁華街で写真撮影していたり、地図やガイドブックを広げているときによくあるパターンです。

他にもバーで酔ったときや観光やショッピングに夢中になって一瞬、テーブルに置いた荷物から目を離したすきに盗まれているという「置き引き」のケースもあります。

3.バッグの底などをナイフで切って中身を抜き出す。

これも観光地や繁華街など、人の多い場所で起こりうるパターンです。

難易度は1や2より格段に上がりますが、プロのスリにはお手の物です。

気が付くとバッグに穴が開いていて、貴重品がないということに・・・!

4.旅行者に直接、殴りかかってバッグや貴重品を強奪する。

これは最もレアケースですが、一番危険なパターン。

もし近くに人がいて助けてもらえそうなら、「Pick pocket!(スリです!)」と叫んで犯人を指さすのもアリです。

ただし最悪の場合、怪我したり、命に危険が及ぶ可能性があるため、もしにも助けてもらえそうにないときは、下手に抵抗しないことです。

「金を出せ」と言われたら大人しく渡して逃げる潔さも必要です。

近年、急増中!最も厄介な「劇場型犯罪」にご用心をば!

しかし、スリの手口も年々、巧妙化してきており、上記のパターンに当てはまらない厄介なケースもあります。

それが、近年増えている「劇場型犯罪」です。

「劇場型犯罪」とは世間を観客に見立て、あたかも劇場で演劇を演じるかのように進行する犯罪のことで、最近スリにもこの手法が用いられています。

つまり、全く無害な一般人の役を演じながら周囲の目とターゲットの警戒心を緩めさせた隙に行う犯罪で、実は最もたちが悪いタイプです。

例えば通りすがりにアイスクリームやホットドッグを標的に故意にぶちまけ、あたかもうっかりぶつかったフリを装って「すみません。今、ふき取りますね。」と親切を装い、相手の体に触った隙にポケットから貴重品を抜き取るケース。

他にも「アンケートにご協力お願いします。」と言って近づいて標的が立ち止った隙に仲間で取り囲んだり、アンケートに記入している隙に貴重品を持ち去るケースもあります。

観光地でよくあるケースでは親切そうなフリをして近づき、「写真を撮ってあげる。」と言ってカメラを渡したが最後、持ち去ってしまうことも!

このようなプチ劇場型犯罪で最も厄介な点は犯罪者がいかにも親切なフリを装い、相手の心の隙に入り込んでくるところ。

人の親切を無碍にできず、毅然とした態度が取れない日本人観光客にとっては最も厄介なケースと言えるでしょう。

大事なのは最初から他人をあてにするのではなく、自分にできることはやってしまうことと、初対面でなれなれしかったり不自然に親切な人はまず疑ってみることです。

怪しい人に共通の特徴を知っておこう!

犯罪者がはっきりわかれば苦労はしませんが、それでもいろんな方の体験談からスリや犯罪者には以下の共通した特徴があるケースが多いようです。

  • 少し薄汚れた服装をしている。
  • 歩くスピードが周囲と違ったり、目線を泳がせたりと、挙動不審。
  • 松葉杖をついていたり、物乞いのフリをしたりして、相手の同情を買う。
  • 可愛らしい犬や猫や小動物などのペットを連れており、標的の警戒心をゆるませ、向こうから近づかせるよう仕向ける。

ただし必ずしも上記のパターンに当てはまるとは限らず、最近では身なりの良いご婦人や親切そうに話しかけてくる男性や親子、無邪気そうに見える子供など、一見「犯罪者」とはわからないケースも増えています。

つまり不自然に近づいて来たり、親切に話しかけてくる人間には要注意ということです。

人の親切を疑うのは心苦しいしどこか寂しいですが、海外一人旅では特に「人を見たら泥棒と思え」ぐらいの心構えでいるのがちょうどいいのかも知れません。

逆転の発想!泥棒の気持になって考えてみる!

敵はプロの犯罪者!

彼らは毎日、確実に数人をターゲットにして日々の糧を得ています。

そんな彼らの立場からすれば小柄で無力、無防備で小奇麗な恰好をしたアジアの小金持ち、特に日本人観光客はそれこそ「格好の餌食」です。

特に一人旅の女性は彼らにとって、まさに「カモがネギしょってやってきた状態」と言えるでしょう。

スリだって人間。同じ犯罪を犯すなら、より難易度が低く、「成功しやすいターゲット」を選ぶのは当然のこと。

逆に難易度が高く、成功する確率が低そうだなと思ったら別の標的にアタックします。

そこを逆手に取って、犯人から見て「難易度が高い」と思わせるようにするにはどうすれば良いか、想像力を働かせてみるのも有効な手段の一つです。

旅立つ前にできる、リスク回避に必須な事前の情報収集!

情報収集

犯罪の手口やパターン以外にも、渡航先の治安情報や最新の情勢を知っておくことも、未然のトラブルを防ぐのに有効な手段です。

渡航前の情報収集は徹底的に!

渡航先の国の治安、宗教、禁止事項やタブー、日常的な習慣などもひととおり調べておくと、現地で余計なトラブルを避けるのに役立ちます。

他にも旅行先で治安の悪いとされているエリアを把握しておき、近づかないようにすることも有効です。

渡航先で何か気になることがあれば、徹底的に調べることが大事です。

同時に「万が一の場合」に備えて、日本大使館や総領事館などの在外公館の連絡先や、保険やクレジットカードのサポートセンター、家族や勤務先等の緊急連絡先を必ず控えておきましょう。

「たびレジ」への登録を忘れずに!

外務省のサービス「たびレジ」はスリ対策だけでなく、現地の最新治安情報を確認できる心強い味方!

「たびレジ」とは今からちょうど3年前に外務省が始めた新しいサービスで、3ヶ月以内の短期間の海外旅行者や出張者に対して在外公館から現地の最新の治安情報や災害情報など、「いざというとき」のために必要な最新情報を受けられるサービスです。

これまでも現地の安全情報は外務省の「海外旅行安全ホームページ」で確認することができましたが、度重なるテロ対策として外務省が3年前に始めました。

海外旅行安全ホームページがいちいち自分からアクセスしないと見られないのに対し、たびレジは事前に登録しておくだけで現地の最新安全情報が自動的に受けられてくるので便利です!

登録方法など詳しい情報は、こちらのページをご覧ください。

海外旅行に欠かせないたびレジ登録のススメ!現地の最新安全情報がゲットできる心強い味方!

街を歩くときは最低限のルートや地図を頭に叩き込んでおく!

スリや犯罪者にとって、無防備にきょろきょろあちこちよそ見しながら歩く外国人観光客は、またとない恰好の獲物!

でも初めて行く国では、地理や土地勘もないし、地図もなければどこへ向かっていいやらわからない・・・。

そんなときのために、最低限、自分の行き先のルートを地図で確認し、徹底的に頭に叩き込んでおきましょう!

もし難しければ、メモしておいてポケットに忍ばせておくのも手です。

また、メモに現地語で最低限の基本会話を書き写しておくと、現地でいろんなシーンで役に立って便利です。

要するに、「いかにも外国人観光客です」と言わんばかりに地図を広げたり、きょろきょろしたりという風に、現地に不慣れな行動を見せないことです。

気分的には現地在住で仕事しているOLぐらいの感覚で、きょろきょろせずまっすぐ目的地に颯爽と早足で向かうぐらいでちょうどいいでしょう。

衛星放送の現地ニュースで現地の最新情報をチェックしておくとベター

もし可能であれば、日本にいるときからでもできる準備があります。

それは、衛生放送などの現地ニュースで、現地の最新の治安や社会情勢をチェックしておくこと。

もちろん前述の「たびレジ」でも確認できますが、イギリスならばBBC、フランスならばフランス2などでも詳しい情報が得られます。

このような国営放送局ならば日本でも日本語に翻訳されたニュースも放映されているはずなので、チェックしてみましょう!

特に最近では交通ストやテロが頻発しているため、可能なかぎりマメにチェックしておくことが大事です。

気分はゴルゴ13か007?!ほんのちょっとの心構えがあなたの身を助ける!

007

安全な場所であっても、常に警戒を怠らないこと!

スリはどんなに治安のいい国であっても、安全な場所であっても、関係なく起こります。

まず、「自分だけは大丈夫」という根拠のない慢心を捨て去ることです。

スリにも人種国籍、年齢、性別に関係なく、いろんな人がいます。

「人を見みたら泥棒と思え!」の鉄則を忘れず、ここはゴルゴ13か007になりきったつもりで、敵がどんな手口を仕掛けてくるか想像しながら行動してみるのも手です。

もちろん旅先での人との交流は一人旅ならではの醍醐味ですが、必ずしも全ての交流が「いい結果」をもたらすとは限りません。

不自然に接近してきたり、話しかけてくる人には、まず警戒するぐらいでちょうどいいでしょう。

地下鉄では特に背後に気を配ること!

人の多い場所や地下鉄では、特に背後に気を配る必要があります。

なぜなら、スリは旅人の背後から狙っていることが多いからです。

欧米の地下鉄では日本と違って、整然と列に並んで電車を待つ習慣がなく、雑然と立って電車を待ちます。

そのため、スリが背後に近づいても不審に思われず、電車に乗り込んだときは既に犯行後だった場合、追いかけたくても電車が走りだしてしまったら、どうしようもありません。

ここはゴルゴ13のように「俺の背後に立つな!」ぐらいの心構えで臨みましょう。

心にもスケジュールにも常に余裕を持とう

とは言っても、せっかくの海外旅行で四六時中ずっとビクビクしながら過ごしたくはありませんよね。

そんなときは旅を楽しみつつも、頭の片隅のどこかに警戒する心を残しておきましょう。

また、真面目で几帳面な日本人旅行者にありがちなのが、せっかくの海外旅行だからはりきって綿密なスケジュールを組んだのはいいけど、予定通りに行かなくて落ち込むパターン。

せっかく決めたことなのに守れない自分がイヤになり、自己嫌悪に陥って旅を楽しむどころではなくなりますが、そんな心の隙にすら付け込んでくるのが犯罪者。

親切を装って甘い慰めの言葉をかけつつも、常に犯行の瞬間を狙っているのです。

でも海外では日本と違って公共交通機関が時間通りに来なかったり、ストで遅れたりするのは日常茶飯事。

そんなときにいちいちクヨクヨしていては、心身ともに持ちません。

ここはゆとりを持ったスケジュールを立てつつ、逆に海外ならではの体験ができると割り切って、日本との違いを楽しんでしまう心の余裕を持つことが大事です。

海外一人旅では「安全をお金で買う」意識を持つことが鉄則!

せっかくの自由きままな海外一人旅、少しでも旅費を節約してお得に旅を楽しみたい気持ちは痛いほどわかります。

しかし、いくら旅費を節約できても、そのせいで我が身を危険にさらすのは本末転倒です。

特に交通手段、宿泊施設に関しては「安かろう悪かろう」で、安いには必ず安いなりのなんらかの理由があるはずです。

いくら安いからと言って、治安の悪い場所にある安宿に泊まって危険な目に合ってしまっては、泣くに泣けません。

状況に応じて、お金をケチらず使うという潔さとある程度、ゆとりのある予算を組むこともときには必要です。

まとめ

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と孫子の兵法にもあるように、スリ対策にもまずは相手の狙いや手口を知り、その上で適切な情報収集をしたり、対策を練ることが防犯への第一歩となります。

スリの手口でよくあるパターンはほぼ4つに分けられますが、最近増えているのが、あたかも「いい人」を装い、ターゲットに接近してくる「劇場型犯罪」。

このように相手が警戒心を解いた一瞬の隙に付け込む巧妙かつ厄介な手口もあるので、不自然に親切だったり、馴れ馴れしい人には要注意です。

このような犯罪から身を守るには、相手に隙を見せないことと、適切な情報収集することが必要です。

安全な場所でも警戒を怠らず、特に背後には気を配ることが大事ですが、常に心の余裕を保つためにも無理のないスケジュールを組み、異文化を楽しむぐらいのおおらかさも必要です。

また、海外では安い交通機関や宿泊施設には、必ず安いなりの何らかの理由があるため要注意です。

いくら旅費を節約できても、我が身を危険に晒しては本末転倒です。

海外一人旅では、「安全をお金で買う」という意識を持つことも大切です。

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