初めての海外女性一人旅におススメな国の条件と厳選25ヶ国ご紹介!
海外一人旅をしてみたい!でもどこへ行けばいいか、わからない・・・。
初めて海外一人旅に挑戦してみたいけど、どの国も日本ほど安全じゃなくて、怖いし・・・。
こんな悩みを持つ方も多いことでしょう。
特に女性の一人旅では、旅行先の国や地域の治安や衛生状態は重要な問題。
世界中にはいくら旅慣れた人でも危険な国や旅行先はたくさんあり、ましてや最初の一人旅では適切な旅行先を選ばないと、旅を楽しむどころか自分の身を守ることで精一杯になってしまいます。
最悪の場合、怪我をしたり、命に危険が及ぶ事態も起きかねません。
しかし、だからと言って必要以上に恐れる必要はありません!
事前に治安情報をチェックし、最低限の防犯対策を怠らないことも大事ですが、まずは適切な旅行先を選ぶことが「安全な一人旅」への第一歩となります。
そこで、今回は各ランキングやアンケート調査、体験談、女性の海外一人旅に必要な条件を元に厳選した女性の海外一人旅におススメな国25ヶ国をご紹介しましょう!
初めての女性一人旅の旅行先に必要な条件とは?
まず、女性にとって初めての一人旅の旅行先選びは、楽しく快適な旅への「第一歩」になるため、慎重に選ぶ必要があります。
特に女性にとって、現地の治安と衛生条件は切実な問題。
初めての一人旅の旅行先の国には、以下の条件を満たしていることが必要です。
女性の海外一人旅に絶対に欠かせない条件
治安が良い
一番外せない条件。
「夜、一人で出歩かない」のは女性の一人旅の防犯対策としては鉄則中の鉄則ですが万が一、現地への到着時間が夜のフライトしか取れなかったり、やむを得ない場合には夜でも安全な場所を選ぶことが大事です。
なお、今は治安のいい国であっても、最近多発する大規模テロや国際情勢によって変わることもあるため、気になる国の治安情報はマメにチェックしましょう!
各国の治安情報は、外務省の海外安全ホームページやドリフトの「海外旅行の世界治安ランキング一覧」からチェックできます。
衛生環境
女性の一人旅にとって、特に外せない条件。
特に海外の公衆トイレは日本人の衛生基準から見ると、かなりやばいところも少なくありません。
さらに安いホテルやホステルに泊まると、シャワーやお風呂が壊れている場合もあるので最低限、自分の身だしなみを保つためにも衛生環境が整った国を選ぶことが大事です。
日本からのアクセス
いくら行きたい国でも飛行機を何度も乗り換えたり、乗り継いだりしなければならないと現地に到着するまでに疲れ果ててしまって、旅を楽しむどころではなくなってしまいます。
乗り継ぎ便よりも直行便を使うほうが航空券も割高になるので、渡航費にどれだけ割けるのか予算を組んで、できるだけ日本からのアクセスがいい国を選ぶことが大事です。
交通の便
できれば移動時間が短いほうが効率的な旅ができます。
特に車を持ってない、レンタルしない場合には、交通の便のいいエリアを選ぶことが大事です。
特にアメリカやカナダ、オーストラリアなど広い国では車社会が常識なので、公共交通機関を気軽に利用できない環境のところも多いので要注意です。
さらに一人旅を楽しむための条件
物価
旅費を抑えてお得な旅をしたい人には、特に必須条件!
国によっては日本かそれ以上の物価の高い国もあるので、自分の旅の予算やお財布事情と相談しながら考えることが必要です。
特に女性に人気の北欧やスイス、シンガポールは治安や衛生環境も抜群ですが、特に物価が高いので事前に調べておくことが大事です。
食べ物
現地の食を堪能するのも、一人旅の醍醐味の一つです。
食べ物が美味しい国は、その国ならではの食を追求する楽しみもでき、さらに旅が楽しくなります。
特に台湾や東南アジアでは、安くて美味しい現地グルメを堪能できる夜市やマーケットもいっぱいあるので、市場巡りも大きな楽しみの一つです。
観光スポット
その国ならではの見どころの観光地があること。
世界遺産や遺跡等の歴史的文化遺産や、アートに興味があれば美術館や博物館、アウトドアが好きなら自然豊かな国を選ぶなど、自分の興味や旅のテーマに沿った見どころがある国を選ぶことが大事です。
例えば、歴史や芸術に興味があるなら、ルーブル美術館はじめ魅力的な美術館がいっぱいのフランスやイタリアなどヨーロッパ諸国。
アウトドアやマリンスポーツが好きなら、オーストラリアやニュージーランドという風に、自分の旅行の目的から行先を絞ることも大事です。
買い物
これも特に女性の一人旅にとっては、欠かせない条件です。
特に買い物をしなくても、その国ならではの可愛らしい雑貨やインテリア、ファッションなどをウインドウショッピングするのも旅の楽しさの一つです。
何も高いブランドショップじゃなくても、現地ならではの可愛らしい民芸品、工芸品はお土産としても喜ばれるし、見ているだけでも楽しくなってきます。
日本語もしくは英語の通用度
特に昔、日本の統治下にあった台湾など近隣諸国や、ハワイなど日本人観光客の多い国では日本語が通じることがあります。
もし英語に自信がなければ、最初はこれらの国を選ぶのも手です。
また非英語圏でも北欧やオランダ、アジアではフィリピンなど英語の通用度が高い国もあるので、現地語がわからなければそういった国を選ぶのも大事です。
(番外編)周りが新婚旅行者ばかりではないこと
特に旅行中ずっと一人っきりの一人旅の場合、周りが新婚旅行者ばかりだと余計に疎外感や孤独感が増してしまいます。
せっかく自由きままな一人旅を楽しみたいのに、寂しさに押しつぶされては台無しです。
自分一人だけでも寂しさを感じないような旅行先とアクティビティを選ぶことが大事です。
これらの条件を踏まえた上で以下、女性の海外一人旅におススメな国厳選25ヶ国をご紹介していきましょう!
体験者が語る!一人旅して良かった国ベスト3!
大手旅行口コミサイト、フォートラベルが旅行好きのユーザーに対して行ったアンケート調査によると、男女ともに海外一人旅経験があるのは、それぞれ約半数近くでした。
中でも、海外一人旅経験者が「行ってよかった国ベスト3」は、以下の結果になりました。
いずれも治安の良さと見どころの多さ、観光のしやすさが決め手になったようです。
1.台湾
体験者が語る「一人旅してよかった国」ベスト1に輝いた台湾!
決め手となったのは、台湾人の優しく暖かい国民性でした。
さらに日本からの近くてアクセスが良く、女性一人旅でも安心できる治安の良さも大きな魅力となったようです。
まさに女性の海外旅行一人旅デビューにぴったりな国といえるでしょう!
2.タイ
「一人旅してよかった国」第2位の座に輝いた東南アジアの常夏の国タイ!
別名「ほほえみの国」としても有名なタイですが、人気の秘訣はやはりそのおおらかで暖かく、親切な国民性にありました。
さらに東南アジアならではのエキゾチックな文化や食事、寺院や遺跡など異国情緒溢れる風景から、日本から近いのに手軽に異国気分を味わえると人気だったようです。
3.フランス
ベスト3はここでは唯一ヨーロッパの国、フランス!
美術や歴史、ロマンティックな風景や洗練された文化で女性に人気のフランスですが、さらに利便性の良さも人気の秘訣!
一人旅でもショッピングや観光をしやすく楽しめたこと、公共交通機関が充実しているのでアクセスが便利なことも評判が良いようです。
英語が苦手でもOK!日本語が通じる国々
海外一人旅をためらう大きな原因のひとつとして、英語ができないからという方も多いのではないでしょうか。
でもご安心あれ!世界には、あまり多くはありませんが、日本語が通じる国もあります。
以下、そんな語学面が不安な日本人観光客におススメの旅行先をご紹介します!
台湾
日本からたったの3時間!
抜群のアクセスと治安の良さに加えて、親日国で日本語ができる人が多いのが魅力のまさにビギナー向けの国、台湾。
かつて日本の統治下だったため、年配の方でも日本語が堪能な人が多いですが、若者の間でも日本のドラマやアニメが流行っているため、日本語が流暢な人が多く、海外で最も日本語が通じる国と言われています。
パラオ
ダイバーズパラダイスとしてお馴染み、パラオ。
日本から5時間で行け、時差ボケの心配もありません。
美しい海に囲まれ、手つかずの大自然が残る南の楽園で、治安面も抜群!
台湾同様、パラオもかなりの親日国として知られ、かつては日本の委任統治領でした。
そのため、「大丈夫」や「お金」などパラオ語として定着した日本語もたくさんあり、日常的に飛び交っています。
またパラオの独立記念日のパレードに日本の御神輿が登場するほど、日本とは縁深い国でもあります。
グアム
こちらも日本でもお馴染み、南の楽園でダイバーズパラダイス!
パラオ同様、時差ボケの心配無用で、しかも空港からリゾートエリアへのアクセス抜群なのも大きな魅力。
また、ハワイと同じく治安も良く、日本語が通じる施設がたくさんあるのも心強いポイント。
日本語が通じるホテルやダイビングショップも多く、インストラクターの先生も日本語堪能な方が多いので、英語が苦手でも安心!
パラオと並んで、近場のビーチリゾートとして注目を集めています。
近くてお財布に優しい近隣アジア諸国は、一人旅デビューにオススメ
初めての海外一人旅デビュー!でもあまりお金を使いたくない・・・。
そんな方におススメなのが、近隣アジア諸国です!
物価も安く、食事も美味しくてコスパ抜群、しかも治安も良く、日本から近くてアクセス抜群なアジアの国々は、旅費を節約しながらも旅を楽しみたい旅行者にはおススメの旅行先です。
台湾
既に挙がっているように日本から近く、治安の良さと暖かく優しい国民性が魅力の台湾。
しかも親日国で日本のポップカルチャーの影響から、年配の人だけでなく、若い人でも日本語ができる人が多いのも、海外旅行初心者にはとても心強いポイントですね。
観光地も故宮博物館や九份など歴史的な街から夜景スポット、温泉などバリエーション豊富で、食事も美味しい上にリーズナブル。
物価も日本の約1/3なので、コスパも抜群!
街も日本に似ていて清潔で、夜も夜市で子どもが出歩いていても大丈夫なほど治安面も文句なし。
でも夜市や繁華街ではスリやひったくりもいるので、貴重品の管理はくれぐれもご注意を!
また日本からのアクセスもLCCのおかげで片道1万円以下で行くことができる上、街中での移動もMRT(地下鉄)でスイスイ!
さらに最近では台北~高雄間に新幹線が開通し、ますますアクセスが便利になっています。
このように、台湾は治安、グルメ、観光地、アクセス、コスパ全ての面において二重丸で、まさに海外一人旅デビューにうってつけの国と言えるでしょう!
タイ
台湾と同じく、初めての海外一人旅の旅行先として人気のタイ。
また首都バンコクには日本からの直行便が多く、格安航空券も手に入れやすく、
世界中からバックパッカーが集まってくるため、一人旅向けの情報や旅行サービス、案内が充実しているのが大きな魅力です。
物価も安いため、ショッピングやエステ、マッサージ等をリーズナブルに楽しめるのも魅力。
食事も安くて美味しく、日本人の口に合うものが多いです。
また、バンコクなどの大都会やアユタヤの遺跡、プーケットやビーチリゾートなど、バリエーション豊富な見どころいっぱいなのも魅力的です。
ただし、台湾同様、スリやひったくりなどの軽犯罪は多いので、くれぐれも貴重品の管理はしっかりと!
香港
アジアの中でも最も日本に雰囲気が似ている国、香港。
日本からも近くてアクセスも抜群で、こちらも初めての一人旅にぴったりな旅行先です。
香港にハマったあまり、週末を使って香港旅行を楽しむリピーターも多し!
旧英国領だった影響から、古き良きイギリスの名残を残す街並みもある一方、摩天楼ひしめく近代的な大都市や昔ながらの民家や下町も混在し、西洋と東洋、近未来都市と昔ながらの伝統的な街並みが混在する、不思議な魅力があります。
街中外国人だらけなので、日本人女性一人旅でも全く寂しさを感じることがなく、自然に街に溶け込むことができるのも魅力。
ショッピングやグルメも楽しい街ですが、荘厳な雰囲気の寺院や歴史的スポットもいたるところにあります。
物価は残念ながらアジアでは高いほうで、日本よりも少し安いぐらいです。
治安も問題ないのですが、繁華街ではスリに要注意です!
シンガポール
アジアの中でも日本に次いで治安がいいと言われているシンガポール。
高層ビルが立ち並ぶ近未来都市のような街並みが魅力的なコンパクトシティ。
街並みは清潔で整然としており、治安面も全く問題ないため、安全安心な旅を満喫できます。
面積が琵琶湖程度の小さな国なので、見どころがコンパクトにまとまっており、MRT(地下鉄)も発達しているので、アクセスが便利で観光もしやすいのが大きな魅力。
英語圏なので英語の通用度は高く、多民族国家なので一人旅の外国人旅行者でも違和感を感じることはありません。
ただし、小さな街なので見どころは少なく、観光スポットも建築や動物園などの人工的なものに限られるため、大自然を満喫したい人には物足りないかも・・・。
ベトナム
日本からのアクセスが良く、直行便なら5時間で着くのが魅力なベトナムは、可愛い雑貨や民芸品が豊富で、またヘルシーな料理や可愛い民族衣装から、20~30代の若い女性の人気を集めています。
旧フランス領だったため、首都ハノイにはフランス統治時代の名残を残すヨーロピアンな街並みと歴史的な雰囲気を感じさせる素朴な街の融合が見られます。
治安も良く、物価も安くリーズナブルな値段でレベルの高いマッサージが受けられるため、若い女性の旅行者から注目を集めている国です。
一度は行ってみたい憧れのヨーロッパ!治安がよく女性一人旅にもピッタリ!
むしろ旅費予算には余裕があるし、少々遠くても日常生活から離れ、ロマンティックな場所で現実逃避したい!という方におススメなのが、ヨーロッパです。
物価は日本と同じぐらいか、下手すると高いぐらいですが、それでも絵葉書から抜け出してきたかのようなロマンティックなお城や中世の面影を残す街並みは、きっとその価値アリです!
イギリス
大都会ロンドンでお馴染みのイギリス。
公共交通機関が発達しており、移動がしやすく旅行しやすいのが魅力です。
治安も問題なく、英語が公用語なので、安心して一人旅ができる国です。
首都ロンドンは大都市にも関わらず都市公園も多く、自然に恵まれ、また一人歩きでも全く危険な感じがないため、散策するのに適しています。
また大英博物館やバッキンガム宮殿、ビッグベンなど観光スポットや歴史的な史跡名所も多く、音楽カルチャーも充実しているため、テーマを持って旅行するとより楽しめます。
アイルランド
イギリスの隣の島国。
独特の文化が魅力的で、サブカル好きにもたまらない国です。
国民性も穏やかで親切、治安も良いので女性の一人旅にはぴったりです。
公用語はアイルランド語ですが、英語の通用度も非常に高いです。
アイルランドと言えば、お酒やビールでも有名ですが、あちこちにアイリッシュパブがあり、高台から街の眺望を見下ろしながらビールを堪能できる観光地もあります。
フランス
前述の「行って良かった国ベスト3」にランクインしたフランス!
「芸術の都パリ」を首都に冠する、多くの日本人の憧れの国でもあります。
エッフェル塔やルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿など、日本でもお馴染みの観光地がズラリで思わず目移りしちゃいそう。
でも交通の便は良く、地下鉄やバス、鉄道等の公共交通機関が儒実しているので、移動はスムーズです。
有名ブランドショップや可愛らしい雑貨屋さんもたくさんあり、ショッピングが楽しい街ですが、物価は高いのでウィンドウショッピングだけでも十分、満足できるかも?!
食事は美味しく、特にパンやエスニック料理の美味しさには定評がありますが、外食すると非常に高くつくので要注意です。
治安面も問題はありませんが、観光客狙いのスリや置き引きが多いので、貴重品や持ち物の管理にはくれぐれもご用心を・・・!
ドイツ
真面目で勤勉で、日本人によく似ていると言われるドイツ人。
その真面目で実直な国民性のおかげで治安も安定しており、観光しやすい国のひとつです。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったと言われる古城があることでも知られ、歴史的建造物や有名な美術館もたくさんあるので、見どころいっぱいです!
森が多い国で自然美にも恵まれているため、旅行もしやすく、住みやすい国ととしても定評があります。
オランダ
小国ながらも別名「北のベニス」と呼ばれる美しく平和な国で、初の海外一人旅に最適な国です。
絵葉書のような風景や可愛らしい街並みが特徴ですが、同時に世界的な名画を所蔵する美術館もたくさんあり、斬新でモダンなデザインの建築やインテリアでも有名な隠れたアート大国です。
お洒落な古着屋や雑貨屋もたくさんあり、クラブやライブハウスもたくさんあるため、散策しがいがあります。
治安はヨーロッパ諸国の中でも断トツの良さで、女性の一人歩きでも問題ないと言われています。
ただし物価はヨーロッパでも高く、外食は非常に高くつくので、旅費を節約したい人は要注意です!
ベルギー
ヨーロッパの中でも抜群の治安を誇るベルギー。
美味しいチョコレートやスイーツでも有名な国で、女性としても気になる国のひとつではないでしょうか。
英語の通用度も高く、観光地以外でも一般人でも英語が話せる人が多いのがありがたいところ。
また歴史的な古い街並みも大きな魅力ですが、旧歴史地区では古い建物が多く残っており、行動に注意が必要です。
アイスランド
オーロラや氷の洞窟のイメージが強く、寒い北国のイメージが強いアイスランドですが、実はそんなに極寒の地でもなく、平均気温は約13度で氷点下を下回るのは唯一、冬の夜ぐらいです。
実は世界一の治安の良さでも有名で、ランキングによっては日本よりも治安がいいとまで言われています。
公用語はアイスランド語ですが英語の通用度も高く、国民性は穏やかで暖かく人情味があり、女性の一人旅でも安心です。
ただし、基本的に交通の便が悪く、鉄道が発達してないので、移動はもっぱら長距離バスか飛行機になります。
北欧らしい雄大な大自然の美しさを誇り、世界最北端の温泉「ブルーラグーン」でも有名です。
スウェーデン
日本人にはお馴染み、「魔女の宅急便」の舞台のモデルになったと言われる国。
最近では大手家具店IKEAやファストファッションブランド、H&Mを輩出した国でも知られています。
国土の約65%が自然の国と言われ、北欧的な緑豊かな街並みと歴史的な建築物が魅力の絶景の国です。
首都ストックホルムには歓楽街がなく、平和で穏やかな雰囲気に溢れています。
もちろん治安も抜群で、英語の通用度も高く、女性の一人歩きでも問題ありませんが、最近は犯罪率の増加に伴い、スリや置き引きが多発しているので、くれぐれも貴重品の管理には要注意です!
デンマーク
人魚姫の像や、まるでおもちゃの家のように可愛らしい街並みや歴史的で美しい建築物が有名。
童話作家アンデルセンの故郷でもあるため、おとぎ話の国としても有名です。
北欧の国では四季がはっきりしている国で、イメージよりも温暖な気候です。
国民性は親切で温厚、生活レベルも非常に高く、治安も安定しているため、旅するにも生活するにももってこいの国と言われています。
英語の通用度も高く、女性の一人旅先としても人気を集めています。
ノルウェー
ヨーロッパの中でも抜群の治安を誇る国。
国民性は温和でフレンドリー、人口密集地もないため、ごみごみした感じが全くなく、一人歩きには適しています。
歴史的な街並みや古い鉱山、木造教会など、見どころもたくさん。
物価は高いですが、国民の生活レベルは世界トップクラスで、しっかりとした社会福祉に支えられているため、旅行するにも住むにも最適の国です。
フィンランド
日本ではムーミンやマリメッコ、サウナやサンタ村が有名。
日本から最も近いヨーロッパの国で、またヨーロッパ一の親日国としても知られています。
治安の良さもピカイチで、落とした携帯や財布が盗まれずにそのまま持ち主のところに戻ってくるという稀に見る日本並みの治安の良さを誇ります。
「森と湖の国」としても有名で、ゆっくり、のんびり旅を楽しむにはうってつけの国です。
大自然も大都会も楽しめる欲張りな旅にぴったり!北米・オセアニアでオススメの国
摩天楼ひしめく活気に満ちた大都会も、日本では感じられないような雄大な大自然も感じたい!という欲張りなあなた。
そんなあなたにおススメなのが、北米とオセアニアです!
ただし、アメリカは車社会なので、大都会なら問題ありませんが、車やレンタカーがないと不便な場所もあるため、よくアクセスを調べる必要があります。
アメリカ
前述の通り、基本アメリカは車社会なので、大都会以外は車がないと移動は厳しいでしょう。
ただし、車がなくても地下鉄や路線バスなど公共交通機関が発達しているニューヨークやサンフランシスコのような大都会はオススメです。
パワー漲る摩天楼ひしめく大都会ニューヨークでミュージカルや超一流のアートやエンターテイメントを楽しむもよし、落ち着いたコンパクトシティ、サンフランシスコで多民族・多文化を感じるもよし。
治安はサンフランシスコはホノルルについでアメリカ第2位の治安の良さを誇ります。
危ないイメージのつきまとうニューヨークも現在は市を挙げて治安維持に取り組んでおり、警察官もあちこちにいるので、よほど危ない場所に行かない限りは大丈夫です。
ちなみに同じ大都会でもロサンゼルスは上の2都市よりも治安も悪く、街の規模が大きい上に、車社会を前提にした街づくりがされているため、公共交通機関はわかりづらく、使いにくいので、初心者には厳しいでしょう。
カナダ
カナディアンロッキーなど雄大な大自然のパノラマが楽しめるカナダ。
抜群の治安の良さと大都会と自然の調和が魅力。
また国民性も温厚でフレンドリーで、とても過ごしやすいです。
公用語は英語ですが、東部のケベック州はフランス系が多いため、フランス語も話されています。
生活レベルも大変高く、トロント、モントリオール、バンクーバーなど、カナダの大都市は様々な調査機関において世界的に治安のいい都市として上位にランキングしています。
北国なので、全体的に寒いイメージがありますが、5月~9月のベストシーズンには比較的暖かく過ごしやすい時期になります。
オーストラリア
シドニーのような大都会から大自然まで、様々な顔を持つオーストラリア。
自然も中央の砂漠地帯からエアーズロックのような赤茶色の禿山、エメラルドブルーの美しい海が広がるケアンズやグレートバリアーリーフなどのリゾート地など、ダイナミックでバラエティ豊かな顔を見せてくれます。
ユースホステルが発達しているので、旅費を節約したい人や他の国からやってきた旅人との交流を楽しみたい人には、もってこいの旅行先です。
治安も良く、オーストラリア人の明るく冗談好きな国民性のおかげで寂しさを感じず、馴染みやすいのも魅力です。
ニュージーランド
世界最高ランクの治安の良さと大自然の美しさを誇る国。
特に夜空の美しさは世界一と言われています。
一年を通して気候は温暖で過ごしやすく、治安も毎年10位以内にランキングするほど平和で安全な国としても定評があります。
また、自然が美しいだけでなく、高い生活レベルを誇り、フレンドリーで温厚な国民性のため、世界中の観光客の注目を集めています。
「ロード・オブ・ザ・リング」や「ラスト・サムライ」など、映画のロケ地としても有名です。
番外編!マイナーだけど治安が良く、女性一人旅にオススメな国
また、以上にご紹介した国以外にも、世界有数の治安の良さを誇る、まさに女性一人旅にぴったりなうってつけの国々もあります。
ただし、いずれも日本人には馴染みが薄いマイナーな国なので、「誰も行ったことがないような国に行ってみたい!」という好奇心旺盛でチャレンジャーな方には、もってこいです!
ABC諸島
日本ではあまり聞かない、カリブ海に浮かぶオランダ領の島々。
アルバ島、ボネール島、キュラソー島の3つの島々から成る国で、アイスランドと並んで「世界で最も治安が良い国」として知られています。
安定した政治と経済、低い犯罪率と治安の良さから、世界中の旅人からは人気のリゾート地として人気を集めています。
アルバ島は政治・経済の中心地、青い空と海の絶海が魅力のボネール島、赤屋根と白壁の可愛らしい家が連なる美しい街並みが魅力のキュラソー島は、特に女性の一人旅やバックパッカー旅にもっていこいです!
キプロス
トルコの南に位置し、地中海に浮かぶ島国。
ギリシャ神話の愛と美の女神、アフロディーテが生まれた地としても知られ、ヨーロッパでは人気の観光地として注目を集めています。
治安が良いので、一人旅でもあまり心配することがない上、住民は大部分が温厚で明るく、人懐こいギリシャ系なので、一人旅でもあまり寂しさや心細さを感じることはないと言われています。
美しいエメラルドグリーンの海に囲まれたキプロスの首都ニコシア市はそんな海を囲むような造りになっており、穏やかな港町の雰囲気を満喫することができます。
ルクセンブルグ
フランス、ドイツ、ベルギーの3か国に囲まれた西ヨーロッパの小国。
別名“Green heart of Europe(ヨーロッパの緑の中心地”と呼ばれる自然美溢れる緑豊かな国で、欧州でも犯罪率や失業率が比較的低く、世界有数の治安の良い国として知られています。
要塞に囲まれた中世の面影を残す歴史的な街並みが魅力的で、気候も比較的お温暖。
また、ルクセンブルグ人は礼儀正しく、外国人への差別意識があまり強くないので、外国人観光客にはとても居心地のいい国もあります。
まとめ
初めての一人旅、特に女性の海外一人旅では、どの国を旅行するか適切に選ぶことが旅を楽しむための第一歩です。
旅行先を選ぶポイントとしては、治安の良さ、清潔感、適切な物価、食べ物の美味しさ、アクセスや交通の便の良さ、買い物や観光のしやすさ、日本語または英語の通用度、一人でいても孤独感を感じないことが挙げられます。
それらの条件を踏まえた上で、自分の旅のテーマや条件にあった旅行先を選ぶことが大切です。
また、どんなに治安のいい国であってもスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪は起こりうるので、特に一人旅では気を引き締め、最低限の防犯対策や貴重品の管理はしっかりしたいものです。